鉛筆でスケッチをした後、色を塗ります。マーカーやアクリル絵具、パステル絵具など様々な種類の画材を使用することで、独特の色彩が生まれるのです。
色をつけ終わると、レイヤー用のシートを出力します。基となるものに極限まで色を近づけるため、パソコンで明るさやトーンを調整します。
描いた建物やモチーフに合わせてシートを着る際には、一般的なカッターやはさみだけでなくかなり細い刃のあるものを使います。
こうして切り取られた一点一点を、細心の注意を払い貼り付けていきます。こうした作業によって、ペラトーネルの作品の緻密さが表現されています。
ラインストーンも作品に欠かせません。細かい作業ですが、これもすべて手作業です。ダイヤモンドやエメラルドなどの天然石を使った作品もあります。
きらきら輝くラメは、上のようにペンタイプのものや、粉のようにふりかけるものを使い、作品に一層の存在感を与えます。
ヨハン・ペラトーネルの3D作品をご覧ください。